親を頼れず住まいを失った
若者に対する居住・生活支援 (公的支援につながれない
若者へのサポート事業)

本事業について

若者の「居場所づくり」等は、その必要性が認知され、支援も広がりつつある一方、若者の住まいに対する支援、すなわち「居住支援」については、未だ支援の必要性が十分認識されていない現状があります。

本事業では、若者の居住支援にいち早く取り組む団体を支援することで、若者の住まいを取り巻く課題の普及啓発、支援ニーズの可視化を行い、結果として、若者の居住支援が拡充されることを期待します。

また、若者の居住支援に取り組む団体の、受益者となる若者に対する支援体制の強化をサポートすることで、支援活動が持続的に行われ、必要な支援が継続的に届けられるよう、団体の組織基盤強化も目指します。

本事業を通じて、公的支援が少ない若者の居住支援の必要性が十分に認識されること、そして支援に取り組む団体が、持続可能な活動を継続できる環境づくりを目指します。

休眠預金活用事業として、特定非営利活動法人サンカクシャと公益社団法人 ユニバーサル志縁センターが資金分配団体(FDO)となり、資金的支援および非資金的支援(伴走支援)を提供します。

休眠預金について

休眠預金とは、10年以上、入出金等の取引がない預金等のことです。 これらは金融機関から預金保険機構を経て、指定活用団体の一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)に移管され、「 子どもや若者の支援」「生活困難者の支援 」「地域活性化の支援」といった社会課題解決のために活用されます。

JANPIAは「資金分配団体」を通じて「実行団体」を支援し、公募で選定します。事業の成果を可視化するため、社会的インパクト評価も実施しています。

※休眠預金等活用法などの詳細については、内閣府のホームページをご覧ください。

個別相談

期間

2025年3月26日(水)〜4月11日(金)の平日10:00-18:00
※希望時間の12時間前にお申し込みを締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

留意事項

・公募説明会動画をご視聴の上でお申し込みください
・1回30分
・相談回数は各団体1回までです
・google meetを使用します
・担当者の指定はできません
・審査に関わる内容には回答いたしかねます

申し込み

お申し込みは下記からお願いいたします
https://calendar.app.google/TbG21ayMQ6LH8Aq87

公募説明会

アーカイブ動画の公開

(2025.3.26情報更新)
2025年3⽉25⽇(⽕)に公募説明会を開催しました。動画視聴をご希望の方は、下記からお申し込みください。お申し込みいただいた方へ動画のURLをお送りいたします。

説明会資料は公募要領の補足資料として公開しました。
▶︎公募要領等(クリックして表示)

公募説明会動画視聴のお申し込みは下記からお願いいたします
https://forms.gle/x2sGHSaZbPpepwFUA

公募情報

事業概要

事業名:親を頼れず住まいを失った若者に対する居住・生活支援(公的支援につながれない若者へのサポート事業)
対象地域:全国
実行団体事業期間:6ヶ月以上。なお、事業実施時期は、最速でも2025年7月ごろからの事業開始、事業終了の最終期限は2026年2月末となります。
公募期間:2025年3月12日(水)〜4月18日(金)12時
採択予定実行団体数:5団体
1団体あたりの助成額:700万〜1,200万

対象団体

・法人格を有すること。
・過去に若者(おおよそ15-25歳)支援実績が1年以上あり、実行団体として適切に業務を遂行できること(居住・生活支援の経験は問わない)
・若者に対する居住・生活支援として、「住まいの提供」「食事の提供」「生活環境の整備・生活リズム改善」「悩み事等に対する相談支援」「同行支援(役所等)」「体験格差を是正する活動体験機会の提供」に取り組む団体であること

期待する事業・活動の例

「若者への居住支援」を必須とします。例えば以下のような活動を期待します。
(※あくまで一例であり、必ずしも同じ活動を含む必要はありません)
・民間の賃貸物件を活用した若者向けシェアハウスを運営し、1年程度安心した住まいを提供しながら、生活のサポート、自立に向けた伴走支援を提供する。
・若者の居場所作りなどに取り組む団体が、新しい取り組みとして住まいの支援を行い、居場所と住まいの両面で安心できる場を提供する。
・家出をする、繁華街にたむろする若者を中心に、シェアハウス等の住まいを提供し、安心できる場の提供と食事を提供する。
・児童養護施設等の退所者などを中心とした、アフターケアとしての住まいの支援。

「若者の住居」に対する支援に加え、例えば以下のような若者のニーズに寄り添う形での伴走支援を期待します。
・若者の身分証の再発行、携帯電話の契約など、生活の立て直しを目的とした生活のサポート。
・「家にいたくない」「家が安心できる場ではない」など安心できる居場所を持たない若者への相談支援。
・好きなこと、やりたいことに取り組むなど、若者の興味関心に合わせた体験の機会などを提供し、生きていく意欲、前に進む意欲を回復させる取り組み。
・医療機関、役所等への同行、他の支援機関への紹介などの同行支援を提供し、若者の生活環境の整備向上につながる取り組み。

必須事項

以下が必須事項となります。ご申請内容が、全ての要件を満たしていることをご確認ください。
・受益者が、「生活に困難を抱える若者(概ね18歳~29歳、特に18歳~25歳)で、特に居住・生活環境における困難度が高く、家族と一緒に生活を送る事が困難な若者」であること。
・受益者に対して、主に1年から3年程度の中長期的な住まいの提供(※)を含む事業であること。かつ、受益者のニーズに合わせた、生活や就業に関する伴走支援を含む事業であること。
・すでに活動・支援拠点を運営しており、常設での支援が行われていること。活動・支援拠点の所有、賃貸の別は問わない。新しく施設を建てる場合は不可。また、レンタルスペース等でイベントとして単発的に行なっている場合も不可とします。
・本助成事業を通じて施設および設備の改修、修繕を行う場合は、事業期間中に最短でも6ヶ月以上、受益者への支援が行われること。
※短期(数日間)的な住まいの提供、支援活動を含むことは可能。ただし、短期的な住まいの提供が主たる活動となる事業は助成対象外です。

公募期間・スケジュール

公募要項公開(WEBサイト等) 2025年3月12日(水)
公募説明会の開催 2025年3⽉25⽇(⽕)16〜17時
詳細については別途ウェブサイトにて告知いたします。
公募締め切り(※1) 2025年4月18日(金)12時
実行団体の審査(※2)、内定通知 公募中随時〜5月下旬を予定
実行団体決定(※3,4)、契約締結、助成事業開始 2025年6月〜7月頃を予定
  • ※1:審査状況に応じ公募期間を延長する可能性もございます。延長や二次募集を行う場合はウェブサイトにて告知いたします。
  • ※2:審査は、書類審査、オンラインによる面談、必要に応じて現地視察を実施します。
  • ※3:同時期に資金計画や事業計画の修正・ご相談、事務手続きのオリエンテーションを予定しております。
  • ※4:採択、不採択によらず、結果は全てのご申請者様に対して同時期にご連絡いたします。

公募要領

本事業についての詳細は、以下の公募要領 及び 公募要領補足資料にてご確認ください。
▶︎公募要領等(クリックして表示)
※公募要領を必ずご確認の上、ご申請ください。

申請方法

  • 申請登録フォーム」よりメールアドレス等必要項目についてご入力ください。
  • 提出書類を指定メールアドレスへ送付してください。
    ※「申請フォーマット」と「各自書式・発行された書式でご提出いただく書類」があります。
  • 公募期間中に②の対応を完了いただくことで申請完了となります。

※申請情報の管理のため、フォーム回答後に書類をご提出ください。

◼︎留意事項
・上記全ての対応が公募期間内に完了することにより「申請完了」となります。
いずれか足りない場合には、申請要件が満たされませんのでご注意ください。
・申請登録フォームにも事業についてのご質問が複数ございます。所要時間30分~程度を見込んでいただき、ご準備をお願いいたします。
・「申請登録フォーム」の設問一覧はこちら(クリックして表示)からご確認可能です。編集権限はお渡ししておりません。メニューバーの「ファイル」>「ダウンロード」からExcelファイルとしてダウンロードの上、下書き用としてご活用ください。
・指定様式(PDFまたはExcel)を厳守してください。
・様式のファイル名の「団体名記入」箇所に、実行団体様の団体名をご記入ください。
例:事業計画書_NPO法人あいうえお

◼︎申請書類フォーマット(様式1~8)は申請フォーマットフォルダからダウンロードしてください。
▶︎申請フォーマットフォルダ(クリックして表示)
・(様式1) 助成申請書(登録印の押印が必要、PDFで提出)
・(様式2) 事業計画書(Excelで提出)
・(様式3) 資金計画書等(Excelで提出)
・(様式4) コンソーシアムに関する誓約書(コンソーシアム申請のみ幹事団体が取りまとめのうえ、PDFで提出)
・(様式5) 団体情報(PDFで提出)
・(様式6) 役員名簿(パスワード必須、Excelで提出)
・(様式7) ガバナンス・コンプライアンス体制現況確認書(Excelで提出)
・(様式8)若者への個別伴走支援の事例に関する資料(PDFで提出)
※PDF化の際、文字切れが発生するケースが多いため、確認してご提出ください。
※様式の編集権限はお渡ししておりません。ダウンロードして活用ください。
※様式6「役員名簿」は、必ず指定のパスワードを設定してください。詳しくは「審査の流れ」7ページをご覧ください。

◼各自書式・発行された書式でご提出いただく書類
・定款(必要に応じてその他事業報告書等の提出をお願いする場合があります。)(PDFで提出)
・前年度の貸借対照表(PDFで提出)
・前年度の損益計算書(活動計算書、正味財産増減計算書、収支計算書等)(PDFで提出)

※申請書類のファイル名は、それぞれ団体名を付けてご提出ください。

ご留意

休眠預金活用事業では、採択結果が出る前に、同一事業では複数の公募に申請することができません。
また、別事業であっても、同一組織からの事業が複数助成事業でそれぞれ採択候補となった場合には、複数事業を同時期に適切に実施をいただける実施体制かも審査観点に加え、最終判断させていただく予定です。

よくある質問について

JANPIAの休眠預金活用プラットフォーム内に「よくある質問」が掲載されています。
制度に関すること、申請書類の書き方、資金管理に関することなど、申請に関する情報を調べる際にご活用されてください。