サンカクシャ

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活動報告

2020.12.25

年末年始は、行事を知らなかった若者たちと、ググッと近い距離で共に過ごす。

2020年も皆さまお世話になりました。スタッフ坂本です。

年末年始はクリスマスや大掃除やお正月など「ザ・行事」というものが目白押しな時期だと感じています。私自身は父子家庭でしたが、何かを感じることもなく、幼少期は祖父母とも共に家族と過ごしていた時期でした。

そんな「行事」目白押しな時期には、特に若者たちの今の現状が浮き彫りになるな〜と実感しています。

クリスマスに意気揚々と彼女と予定がある子もいれば、年末年始は何も予定がなく、家族と過ごすこともないという若者もいます。家族と過ごすことがない若者からは、決して今年だけということではなく、今までもそうやって過ごしてきたという話を聞くこともありました。

若者と接している中で、それまで当たり前と思っていたことがそうではない若者たちもいるということを、これまでに何度も教えてもらってきています。

そしてその度に、目の前のひとりの若者に出会った大人として、何が出来るのか、必要なことは何か、と考え続けてこれまで活動をしてきました。
そうして続けてくる中で、私たちの関わりはときに家族の代替的なものとしてあるときも、あるのかなと感じています。

サンカクシャでは誕生日や行事を一緒にお祝いすることもあれば、一緒にゲームをすること、他にはもう少しかっちりとして進路相談にのることなど多岐な関わりをしています。
ある時は父母的な、ある時は兄弟のような、またある時はちょっと距離を持って社会人として、その時々で若者にとって今の自分はこんな立場に見えているのかなと思いながら関わっています。

そして特におやすみモードでのんびり過ごす方も多いこれからの時期は、「家族のような近い距離」での関わりを意識することが多いな〜と感じます🍵

スタッフや学生ボランティアさん、若者に関わってくださるサポータの方々などと、そんな立場を役割分担して、サンカクシャは振り幅のある活動をしています。
活動の中でそうやっていろんな場面で様々な方と関わっていくうちに、それぞれ距離感は近かったり遠かったり様々ですが、ダメなところも見せられたり、一緒に楽しめたり、ほんのちょっと緊張するけど憧れたり、相談できる相手が少しずつ増えていくようで、そうやって繋がりができていくのは本当に大切なことだなと感じています。

私個人としても、若者からイジられ、絡みやすいキャラだったり、意外と頼れると思ってもらえたり、場面場面で雰囲気を変えていろいろな役割を引き受けてながらこうした関わりの積み重ねをしていった1年でした。
そして住居の支援を始めてより一層、若者にとって家族的な何かを感じられるものが必要な時があったり、いろんな人に頼れるようになっていくことの大切さだったりを身に染みて感じています。

来年も一つ一つの関わりや行事を大切にしていきたいですし、それをより多くの人と分かち合いたいと思っています。
ちなみに私は年末年始奥さんと一緒に若者たちとおせちを食べる予定です(笑)

こういう行事を知らなかった若者たちと一緒に過ごすことで、彼らの未来がまた明るくなっていくように関わり続けていきます。
力を貸してくれる奥さんにも特大の感謝しながら😌


若者たちの「いま」と「これから」を、サンカクシャと共に応援してくれる方を大募集!
以下の方法より、活動にあなたもサンカクしませんか?

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ライター

坂本 竜作

個別支援担当

活動報告

2020.12.25