活動報告
2023.01.20
やさしい空気の循環
サンカクシャでは対面の活動が多い。初回面談も、居場所やスタッフの雰囲気を見てもらうためにも基本的にはサンカクキチで対面で行っている。
半年前に繋がった男の子は、初回面談をした際に「家からキチまで距離があるからあまり来れないと思う」と話していた。
無理のない範囲で、使いたいように使ってくれればいいなと思っていたのだけど、気づけばその日から、ほぼ毎週彼の姿を見かけている。笑
「自分から社会に関わる一歩」としてサンカクシャに繋がってくれた彼は、今では日常的にキチでスタッフや若者、オトナリサンと一緒に過ごしたりしている。そしてたまにクエストに参加して、関わりを地域の人たちにまで広げている。
つい先日、
「仕事でもなく、これといった目的がなくてもなんとなく人と一緒に過ごせる、こういう場所を当時の自分は本当に欲していた」
と話してくれた。
私からすると、彼の笑い声やリラックスして過ごす様子が今のキチの優しい空間の一部になっているなあと思うことが多くあったから、彼の欲していた居場所を彼自身が自然に創造しているということに嬉しくあたたかい気持ちになった。
自分たちの望む空間を自分たちで創り上げているのが今のサンカクキチで、その居心地のよさに、どんどん人が集まって来る。
そうしてまたいろんな優しさを感じることができるんだろうな。楽しみだな。
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ライター
坂本美波
活動報告
2023.01.20