活動報告
2023.03.10
また「助けて」と言えるまで
サンカクシャに繋がる若者が「助けて」と言うのはとてもエネルギーがいることだと思う。彼らの多くは、「助けて」をその言葉の通り受け取ってもらえた経験がなかったり、少なかったりする。
『家族の態度は、あなたに原因があるんじゃないの?』
『そういう考えになること自体、あなたが歪んでいるということでしょ。』
身近な大人が、当時子どもだった彼らに、こんな驚く言葉をかけている。助けてもらえない上にひどい言葉をかけられるなんて、勇気を出して「助けて」と言う価値がない、むしろ言わない方がいいと思うよなあ。
1年近く繋がっている子が、先日バイト先で「助けて」を言えたと教えてくれた。自分の苦手なことを上司に伝えると、仕事内容を変更してくれて、「ヘルプ出してくれてありがとう」とも言ってくれたらしい。「助けて」って言えるのいいね!と伝えると、笑顔で頷いていた。繋がった頃は、苦手なことを認めること、人に伝えることがとても難しい印象だった。この1年の間に自分とたくさん向き合って、勇気を出してサンカクシャに繋がって、生活圏内でも人を頼れるようになっている。すごいなあ。ただただ感心してしまう。
新しいコミュニティが増えて、会う機会が減るのは寂しいけど嬉しいこと。それでも居場所であり続けるからね~~
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ライター
坂本美波
活動報告
2023.03.10