活動報告
2023.03.17
今週、一番考えたこと
「何度も言ってますけど、お母さんのことは好きなんですよ。」
これは、今週だけで私が3回聞いた言葉。厳密に言うと全く同じではなくて「(離れて暮らしたいけど)お母さんのことは好き」という意味の言葉を、3回それぞれ別の若者から聞いている。毎回胸を締め付けられる。
好きで居続けるために必要な距離があるということを、若者の方が解って行動しているように思う。母親のことを人として尊敬しているし、別の家族から守ってあげたいし、楽しく会話もしたい。だけど今一緒にいると自分が辛い。母親を好きでいられなくなる。だから少しでもフェアな関係で居られる環境を選択している。
でもその勇気ある決断をよしとしてもらえないことも多い。母親含め家族の視点で考えるとフェアでもなんでもないのかもしれない。若者たちの気持ちも何度も揺れる。その度に若者自身の希望や考えを一緒に確認している。
決断の後も一進一退が続く。若者たちだって、慣れた環境に戻りたくなる。新しいことには不安がある。でも、よりよくしていきたいからここにいる。自分本位ではなく、好きな母親との関係も“よりよく”に含まれているからこその一進一退だよなあ。私はそんな彼女たちを心から尊敬しているから、みんなの“好き”も大切にしたい。ただ、関係性に関しては相手のこともあるから難しいなあ…と若者と一緒に頭を悩ませる日々です。今週は特に重なった。
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ライター
坂本美波
活動報告
2023.03.17