知ってもらうことから

人の前で話す機会が増えてきました。

それは配信であったり、来客であったり、学校での講義であったり。
伝えるということは、本当に難しい。日々若者たちと関わっている立場でさえ形容し難いこともある中で、どのように言葉を尽くしたらその一端だけでも知ってもらえるのか。
活動の意義や、面白さ、そして描いている未来をどれだけ共有できるのか、毎回悩みます。

同時に、こういった機会があることを非常にありがたく思っています。こうして働くようになったからこそ、若者支援にアンテナが立っているものの、サンカクシャにくる前の、特に一般企業に勤めていた頃の僕だったら情報にアクセスすることすらしてこなかったと思います。そんな中、知れる機会がある、というのは非常に意味のあることではないでしょうか。

最近は特に学生さんの前で話す機会が多いのですが、学生のうちからこういった活動が世の中にあることを知れるのは非常に良いなと感じています。
別に話を聞いて世の中の現状を知ったからといって、人生の舵をそちらに切る必要はないと思っていますが、知っているからこそ、少し周囲の人に優しくなれたり、自分が何らかのサービスを提供する側に回ったときに、そこからこぼれてしまう人にも思いを馳せられるようになるのではないでしょうか。

目の前の若者に全力で向き合うことに加えて、この活動を広く世に知ってもらうことも僕らの大切な使命なのではないかと思う今日この頃です。

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