「ヨルキチ」（4/28）レポート〜GW直前に夜通し居場所を開放しました〜

家に帰れない・帰りたくない若者のために居場所「サンカクキチ」を夜通し開放する「ヨルキチ」。4月の第２回を4月28日（金）の夜に行いました。

参加人数は15名。新規の相談が１件ありました。常連に加えて、久しぶりにキチに来た若者も何名かいました。

今回の夕食は、料理が得意な若者が大きな鍋に作ってくれたカレー。
開始時刻の22時前後から若者が集まり、10合炊いたお米はカレーとともにあっという間に若者のお腹の中に消えていきました。

前回（4/14）は、たこ焼きで盛り上がりましたが、今回は落ち着いた空気が流れていました。

お腹が満たされた後は、会話をしたり、ゲームをしたり、刺繍をしたり、読書をしたり…思い思いに時間を過ごしていました。スタッフが別室で個別の相談も行いました。

当日初めてキチに見学にいらした大人の方も、若者とたくさん話をして、ドラゴンの折り紙やルービックキューブを教えてもらっていました。

深夜の空間の”エモさ”もあり、昼間はあまりしない身の上話や将来の希望など、若者と大人も、若者同士もじっくり話せるところがヨルキチならでは。若者から大人に「人生で学んだ大事なことは何ですか？」などの質問もありました。

途中で小腹が空いた頃には、ヨルキチでサンカクシャに繋がった若者が焼いてきてくれたメロンパンをご馳走になりました。

深夜２時頃からは、スタッフと若者数名が池袋駅周辺で夜回りをしました。
西口から東口、サンシャイン方面などを3キロ以上歩き、昼間の喧騒とは打って変わって静かな夜の街に、ポツンポツンと一人で佇む人たちに声をかけ、チラシを渡したりしました。