ヨルの居場所

4月からヨルキチという取り組みをサンカクシャで始めた。
これは夜の22時から居場所がない若者に居場所を開放して、一緒にご飯を食べたり、相談を受けたりするもの。
先日のヨルキチでは早速新しい若者から相談LINEが届いた。
「24時すぎにそちらに相談しに行ってもいいですか？」

、、24時すぎ？？一瞬文字化けしたのかと思った。

時間も遅い上に遠くから来訪予定だったので「時間も遅いと思うので、「別日の昼間などでも大丈夫ですよ」と返信した。
その若者からの返信は
「ありがとうございます。でも大丈夫です。本日の24時過ぎに向かいます」
その瞬間、こちらも覚悟を決めてレッドブルを2本飲んだ。翼こそ生えなかったが、身体中が軽くなった感覚はあった。
そして約束通り24時過ぎにキチに到着した彼と色々な話をした。沢山の悩みも打ち明けてくれた。最後には「今日これて良かったです」と笑顔で言ってくれた。
ヒルでは無くヨルという時間だからこそ、彼も自分の心の中にある暗い部分をはき出してくれたのかもしれない。
改めて思った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ヨルしか繋がれない若者が沢山いることを。
ヨルだから話してくれる事がある事を。
ヨルにレッドブルを2本続けて飲んではいけない事を。

ヨルに居場所が無い若者をサンカクシャでは待っています。

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