温泉面談

先日若者を誘い温泉に入りました。
なぜ温泉かというと、裸という人間の一番恥ずかしい状態になることによって、他の事など取るに足らなくなり、普段恥ずかしくて中々言えないことや心の奥底の叫びを温泉でぶつけて貰えるのではないかと思ったからです。

そして、温泉に行き、体を洗い、いざ湯船に。
少しして若者との対話に移る。
「あったかいなあ」「、、あったかいですね」
「最近ご飯とか食べてる？」「、、そうですね」
「最近調子はどうだい？」「、、普通ですね。あったかいです」

想定外でした。
温泉の気持ち良さが若者の会話の意欲を奪ってしまうとは。普段の方が圧倒的に会話が弾むとは。
そこからは気持ちを切り替えて若者と湯船の気持ち良さを堪能して終わりました。

温泉を出て夕食を食べた若者が一言「今日死んでもいいくらい幸せです」

思い描いていたものではなかったが、温泉は素晴らしい。

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