活動報告
2023.07.07
キックボクシング初体験 〜憂鬱な天気を蹴散らし精悍(せいかん)な体をめざせ⁉︎〜
サンカクシャで進行中の若者改造プロジェクト。改造と言っても無理に変えるのではなく、過酷な環境に置かれ孤独を感じながら生きてきた若者が、自分を肯定的に捉え、意欲を持てるような活動を行なっていこうというものです。
6月15日のヘアカット&写真撮影会に続いて、今回は、体を鍛えてカッコよくなろうと、キックボクシングに挑戦しました。
普段あまり運動をしておらず、格闘技からは遠いイメージの若者も、皆んなで体験しようというノリに押されて、5名の若者とスタッフ2名が参加しました。
雨がパラパラ落ち始めた蒸し暑い陽気の6月30日の午前中、天候の悪さに恒例のドタキャンが心配されましたが、若者4名がキチに集合し(1人は遅刻して現地集合)、代表荒井、スタッフの宮本、早川も共に、歩いて約10分のキックボクシングジムTri.H studioに向かいました。
ジム到着後、インストラクターの林完さんにあいさつをして、早速、怪我を防ぐためのストレッチ。しかし、みんな体が固く、なかなか足が開かず苦戦していました。
ゆっくり体を伸ばした後は、縄跳び。意外とみんな飛べていましたが、1分間が永遠のように長く感じたようです。
いよいよグローブをつけて構え方から。
そしてパンチの練習。ストレート、ワンツー、二人組でのリズムに乗った動きなど、段階を追って、丁寧に教えていただきます。
サンドバッグへのパンチは気合を込めて…
その後は、キックの練習。
キックは腰を使って足を鞭のように出すと良いので、利き足ではない足の方が力を抜きやすくやりやすいのだそうです。
激しく体を動かしながらも、見守っていた代表荒井の励ましやコメントに笑いが起こり、終始和やかに進んで行きました。
最後に、再びストレッチをして1時間半ほどのセッションが終了。
終わった後は皆んな汗だくでしたが、いい笑顔でした。
参加した若者たちには、住まい探しや仕事の面接など、これから生きていくために考えたり、やらなければならないことがたくさんあります。サンカクシャのスタッフはそこに丁寧に伴走しているのですが、それだけでは足りないと感じています。
そんな毎日の中で、仲間と一緒に何かを体験して、汗を流したり笑ったりといった部活動やサークルのような時間が、自分や他人をより深く理解したり、頑張ろうという前向きなエネルギーを生み出すために必要だと考えています。
参加した若者は、翌日、筋肉痛を訴えていましたが、心なしかスッキリ、たくましくなったように見えました(笑)。今後の変化があるのかないのか…楽しみに見守ります。
これからも、居場所であるサンカクキチで一緒に何かをする時間や、そこからみんなで地域に出ていく体験を積み重ねて行けるよう様々な活動を企画をしていきます。そのような活動は、サンカクシャのスタッフだけでできるものではなく、多くのみなさんのご協力が必要です。どうぞよろしくお願いいたします。
今回、ご協力いただいたのは、板橋駅近くにある「Tri.H studio ITABASH」というキックボクシングジム。
https://trihstudio-itabashi.tokyo/
実は、約1年ほど前から代表の荒井が通っていたキックボクシングジムです。
荒井が筋肉痛で、居場所でへばっている様子をみて、若者たちが、「自分もキックボクシングしてみたいです」という声があがっていました。
ダメもとで、貸切させてくれないか?と提案したら、快く引き受けてくださり、今回の企画が生まれました。
若者たちと毎月通いたいと思います。
「Tri.H studio ITABASH」は、グループレッスンも、パーソナルトレーニングもありますので、運動したい!という方はぜひ通ってみてください。
初心者でも、優しいトレーナーの方々が丁寧に教えてくれます。
若者と一緒に参加したい!という方はサンカクシャまでぜひご連絡ください。
最後になりましたが、まったくの初心者の面々に、文字通り手取り足取り丁寧に教えてくださったインストラクターの林さん、ありがとうございました。
サンカクシャと一緒に若者を支えてください!
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ライター
水上みさ
広報/ファンドレイジング
活動報告
2023.07.07