サンカクシャ

スタッフダイアリー

2023.10.02

目標があれば頑張れる

頑張りすぎて疲れちゃう若者にはペースが大事らしい。
単発のクエストのパフォーマンスが素晴らしくて、何に困ることがあるだろう?という子ほど、1回1回に疲れて、日常生活に支障をきたしてしまうことが多い。1日頑張って、1週間ぐらい動けなくなる、なんてことも。
クエストは仕事体験として、責任も求められるし、周りの目もあるから、無理させちゃったかなと私も内省する。

ただ、この夏はちがった。

「高校を卒業する」という目標が、その若者を奮い立たせている。
それは高校1年生のときと、高校3年生の今では、マラソンする長さがちがうから。あと少しで卒業だから頑張ろう、そんな気持ちに突き動かされている。おしりに火がついている、ともいえるのかな。
夏休み中にバイトに応募し続けて、面接など出かけているうちに、学校も行けるような気がしてきたらしい。そんなことある?
バイトを始めたらやりたいこと、お金があったら欲しいもの、話している姿はとてもエネルギーに満ちている。

マラソンに疲れたら、次のゴールを短めに設定してみる。小さいゴールを通過するうちに、気づいたら完走してしまいそうだ。


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ライター

宮本 緑

社会サンカク事業担当

スタッフダイアリー

2023.10.02