サンカクシャ

スタッフダイアリー

2023.12.11

自分で自分を奮い立たせる

バリバリ社会人は言った。「仕事は面白くないけど」

その方は上司や周囲からの無茶ぶりに疲れ果てて、仕事を辞めようと思うぐらいだった。自分のやりたいことが見つかったと思ったら異動、やけくそになっていた。でも唯一、連携していて楽しいと思える人が見つかった。「仕事は面白くないけど、この人と何かしたい」という思いだけで、今は働いているらしい。

サンカクシャと直接は関係ない話なんだけど、極端な方だなーと思ったので心に残った。なんとなく、若者にも聞かせたい話。

若者は自分に合っている仕事を求めがちだ。だから、ちょっとでも苦手だったり、面白くなかったりすると、「自分には向いてない」と次を探してしまう。
その気持ちも分かるし、すぐに転向することも、正しいときもあると思う。
ただ、どの仕事にも、いい面と悪い面があるよなーと、年長者から見ると思ってしまう。こんな私も、古くさい考え方なんだろうか。

やりたいことの中にやりたくないことも含まれているし、働いているうちに、やりたい方向に引っ張ることもできるんだなーと今なら理解できる。
仕事は面白くないけど、このために頑張っているんだ、と思えたら少しちがうのかな。
それを探すのが難しいんだよね。


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ライター

宮本 緑

社会サンカク事業担当

スタッフダイアリー

2023.12.11