活動報告
2023.12.11
若者たちと古民家で農体験キャンプ 〜都会を離れて身も心も開放されました〜
寒さが身に沁み始める11月の中旬に、若者たちを連れてキャンプに行ってきました。
キャンプ、と言ってもテントを張るようなキャンプではなく、宿泊するのは古民家をリノベーションした施設なので、どちらかといえばグランピングに近いものです。
今回お世話になったのは、神奈川県相模原市のアビオファーム別館・蒼山荘。大きな農園に隣接しており、野菜の収穫体験も可能です。
昨年の12月にも宿泊させていただいたのですが、その際はまだ屋内のリノベーション作業中の体験宿泊だったこともあり、所々未完成であったり資材が積まれていたりしたのですが、今回1年ぶりに訪れると、前回は作業途中だった部分が完成していたり、新たに設備が追加されていたりと、1年という時の流れを強く感じました。
何やらまだまだ増改築予定(現在は庭に芝を植えているところでした)だそうで、今後の変化も楽しみなところです。
さて、今回は10名の若者と行ったのですが、一人は子供を連れて、さらには犬を連れた若者もおり、中々の大所帯での宿泊となりました。
到着してからは、サツマイモや大根、葉物野菜の収穫を体験させていただいたり、猫と戯れたり、バスケをしたりと皆思い思いに過ごしました。
都会の喧騒を離れて、自然の中で身も心も解放されたのか、みんなのびのびしていました。
夜には焚き火を囲んでBBQを楽しみ、充実した1日を終えました。
就寝は深夜になったのですが、スタッフが寝た直後にまだ起きていた若者たちが喧嘩をするというハプニングもありつつも、何とか無事に翌朝を迎えることができました。
普段居場所で同じ空間にいるとは言え、日常生活では接点を持たないような相手と距離が近くなるとどうしても人間関係からくる摩擦は避けられないので、ある程度想定はしていたのですが、こういった事件も経験として何らかの糧となってくれることを願うばかりです。
最後に、若者たちからの感想を一部ご紹介します。
「人生で初めてのキャンプでした。それまではキャンプに行く気が0だったのですが、行ったことでまた行きたいと思いました。」
「都会から離れてきれいな空気を吸えて楽しかったです!」
「なんか普段行かないところだからワクワクもあるし、でもちょっと不安もあったけど、リフレッシュ出来てまた頑張ろ〜って思えました」
「当日は、天気もよく都会では味わえない新鮮な空気の下で目一杯のびのびとすることができました。また、他の若者の普段は見えない一面も見え、キチではできない交流もできました。途中、手に汗握る場面もありましたが、大人になったらこれも笑い話になれたらいいなと思います。いつかは、寄付をいただく形ではなく自分達でキャンプに行きたいです。」
今回のキャンプは花王ハートポケット倶楽部様ほか、篤志家の方々からの寄付で実現することができました。
これからも若者たちにさまざまな体験を届けられるよう、引き続きご支援いただけますと幸いです。
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ライター
早川智大
居場所事業マネージャー
活動報告
2023.12.11