スタッフダイアリー
2024.01.08
乗り越えていきたい
支援者が相手の筋力を奪うことのないように、と思っている
サンカクシャにつながる若者の状況はさまざまだ。働きたいけどそんな状況になかったり、自分の人生を歩みたくて周りから離れるけど、独り立ちする準備ができていなかったりする。
そんな若者たちへの支援もさまざまだ。居場所・住まい・仕事のサポートをしながら、本人が望む生き方を探していくとともに、自力で歩ける筋トレも少しずつ促していく役割だと思っている。疲れたら休んでいいし、骨折してもいいから、起きては歩く練習が必要だ。
実家を出てくるときは、本人にも団体にも危険がないように、日々伴走しながら手続きをしてきた子が、今度はシェアハウスを出て引越しすることになった。
シェアハウスにいる期間、仕事も決まって、ひとり通院もできるようになって、目覚ましい変化を遂げる若者が、いま家探しというアクションにつまずいている。一緒にやってしまえば簡単だし早いのだけど、少しストレッチできるといいなと期待も込めて、タスクの整理だけして、実行は遠くから見守っている。
うーん、困っているね。
こちらは本人ができるだけの目標設定をしているので、ひたすらガマンくらべでもある。
どこまでいっても、最後に頑張る筋力は本人に委ねるしかなく、それを信じるのも私の仕事だと思うので、半ば言い聞かせて、もう少し待ってみようかな。難しければ次の一手を考える。
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ライター
宮本 緑
社会サンカク事業担当
スタッフダイアリー
2024.01.08