スタッフダイアリー
2024.01.22
かつては誰もが
先日、サンカクシャのイベントに赤ちゃんがやってきた。
お母さんはサンカクシャの活動を応援してくれるオトナリサンなので、若者も恥ずかしがらずに、そのお子さんを可愛がってくれて、なんだか微笑ましい。
私もそういうところあったけど、赤ちゃんを傷つけてはならないと、触れ合いを怖がる若者もいる。
一方でこの日は(男子しかいないイベントで)抱っこにチャレンジする若者もいて、可愛いよねって顔がゆるんでいる。え、なにその一面。
若者が抱っこしてくれたおかげで、そのオトナリサンはイベントに参加できて、お守り大成功!
赤ちゃんはお母さんとお父さんだけじゃなくて、いろんな人の力を借りて育っていくんだなーとしみじみ思った。
かつては誰もが赤ちゃんだったんだけど、そんなこと忘れて、いつの間にか周りの顔色うかがいながら、眉間にしわ寄せて生きている。お金とか仕事とか、生きていくために考えなきゃいけないことだらけで、なんて自分は可哀想なんだ、と落ち込む。
いやほんと頑張って生きてきたよね。
赤ちゃん期や子ども期が過ぎたら、誰もが当たり前に「大人」になると思っていたけど、たぶんそうじゃない(「大人」なんて人間はいない、という話は長くなるので、それはまた別で)。
成長の過程には赤ちゃんと同様、いろんな人の力を借りなきゃいけないんだなと思い知らされるし、私も今だって誰かの世話になっている。
泣き叫んで要求するのは赤ちゃんの特権としても、弱きを助け、気にかけ、愛情を向け合うこと。そんなふうに周りに働きかけたら、めちゃくちゃ優しい社会になると思う。自分のしてほしいことを、まずは自分から相手にすることから始めたい。
赤ちゃん抱っこしている若者を見て、あなたもその一員だよ、と祝福する。
若者たちの「いま」と「これから」を、サンカクシャと共に応援してくれる方を大募集!
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ライター
宮本 緑
社会サンカク事業担当
スタッフダイアリー
2024.01.22