スタッフダイアリー
2024.01.29
質問することもお仕事です
働いていると「こんなこと聞いていいのだろうか」と悩むひとがいる。
自分のために時間を使わせるのが申し訳ない
こんなこと聞いたら怒られるんじゃないか
「そんなことも分からないの?」とバカにされるんじゃないか
気遣いと不安で、心の中がモヤモヤしてしまう。結局のところ、自分が傷つくのが嫌なんだと思う。
これ、若者が職場でつまずく悩みの代表例である。
マネジメント側からすると、質問されないで大惨事につながるよりは、聞いてくれた方が助かることもある。
確かに何回も聞かれると「またかよ」と思うかもしれないけど、新人は分からなくて当たり前なので、手を止めて話を聴く努力が必要だ。あえて強く言うなら、それは教える側の責務だと私は思う。
なぜなら、若者たちは質問するとか、要望を口にするとか、能動的な行動を避ける傾向にあるから。(その割に嫌なことから逃げる足は速かったりする汗)
親に言っても聞いてもらえない、自分が言ってもどうせ変わらない、そんな幼少期を過ごしてきたことが、事なかれ主義というか、消極的な選択をさせている可能性もある。
とは言え、教える側もめちゃくちゃ大変。何でもかんでも、こちらが「分からないことある?」とか「不安なところは?」と聞いて回っていたら身がもたない。仕事にならん。
若者自ら、質問したり相談したりできるようになるまでは、つまり信頼関係が生まれるまでは、補助輪が必要なんだと思う。
だから私は若者にも言いたい。「質問することも仕事」だと。
むしろ新人時代に聞けなかったら、これからもっと聞けなくなるぞ!
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ライター
宮本 緑
社会サンカク事業担当
スタッフダイアリー
2024.01.29