人と関わりたい

若者のやりたい仕事ベスト3の中に、だいたいIT職が入ってくる

もともと人と関わることが怖かったり、職場で面倒な人間関係に悩まされてきたり、自分に自信がなくコミュニケーションに不安がある若者は、自宅でできる仕事を望むことが多い。
そんなときにパソコンで1人もくもくとできる在宅ワークとして、IT業界の職種が注目される。
Webデザイナーをはじめ、プログラマーやシステムエンジニア(私も理解が追いついてない)など、かっこいい職種でもある。
でもこうした職種は未経験者にはハードルが高く、サンカクシャの若者が採用市場で戦うには、時間がかかることを覚悟しないといけない。

先日、面談した若者も、最初は冒頭のようなコミュニケーションの不安から「IT業界に興味がある」と言っていた。
でもよくよく話を聞いてみると、接客のようなサービス業は苦手だけど、「人と関わる」のは好きみたい。むしろ家でもくもくとやる仕事はちょっと違うかもしれない、という話をしてくれた。

このとき私が受けた衝撃はけっこう大きかった。
知らない人と関わるのは苦手=在宅とかIT職という考え方は誤解があったかもしれない。
言葉を一面的に捉えて、決めつけてしまうことのないように、あるいは表面的な言葉に私たちも翻弄されないように。さまざまな可能性を模索したい。

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