他人からはよく見える

最近、スタッフのひとりに「宮本さんって頑固ですよね」と言われた。

あ、大丈夫、怒ってない。割と昔から言われてきたことだから。
その人のために言っておくと、「芯がある」とかそういうポジティブな意味だったらしい、ありがとう(笑)

私が驚いたのは、自分では仕事モードのときは比較的やわらかめにしているつもりだったんだけど、そうではなかったみたい。周りにそう思われているんだから、本性は隠しきれていない。
ドラマ「不適切にもほどがある」ほどガチガチの体質ではないから、ご迷惑はかけていないと信じたいが・・・

ともかく、自分のことは自分ではよく分からないらしい。正しく自己認識できている人なんて、どれぐらいいるのだろうか。
20代前後の不安定な時期は、周りから「これしなさい」「あれば向いてる」とか、言われたくて、決めてほしくて、ずいぶん優柔不断だったような気がするけど、いつの間にか頑固者になってしまった。

若者と話していても、「自分で決めろ！」とツッコミを入れたくなる瞬間がいっぱいある。でも迷う時期なんだから、それも仕方ない。
他人にスマホゲームのガチャを引かせる、という行為に関して、そこまで批判性は持っていないけど、そういうことの顕れなのかなーとも思う。ツキがある人に引いてほしいという気持ちも分かるが、自分でガチャ引いて結果が悪いと嫌だから、他人に引かせて納得させる、ってことかなと想像する。同じ結果が出るなら、自分で引いて、自分で失敗すればいいじゃん。

よほど犯罪でもない限り、サンカクシャのスタッフは選択を尊重する、決めるのは若者自身だから。多くの選択がその人の人生と性格を形成すると信じているから、やっぱり他人である私も、若者たちのこと、よく見ていたいなと思う。

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