スタッフダイアリー
2024.09.16
おやごころ
「私じゃなくてもいいじゃん」と思うと冷める
サンカクシャでは、若者たちにいろんな体験をしてほしくて、オデカケの企画や仕事体験サンカククエストの提案をしている。
誰でもいいから、なんてことはなくて、大体は「この子とこういうのやってみたい!」という想いから指名する。
もちろん本人の状況が芳しくないので代打でこの子を…なんて瞬間もあるかもしれないけど、それでもスタッフからは一定の期待がある。
ただ誘われる若者によっては、期待が重荷にもなることもあるらしい。
たとえば複数名で参加する企画に呼ぶと「他の人もいるのに、なぜ自分が?」と思い、逆に1人指名するとプレッシャーを感じる。そうか、そういうもんか。
その子と話しながら、自分の人生、もっと利己的に自己チューになってもいいんじゃーん?と、自信のない内面を想像してしまった。
こちらからの伝え方が悪いだけなのかもしれないけど、そろそろ動いたほうがいいと思うし〜とか、こちらの意図を全部伝えきれないから悩んじゃう。こう感じてくれたらいいなみたいな願望を押し付けるのも違う。
だから、若者にとっては唐突に誘われた!みたいに警戒するのかもしれない。
でも実はスタッフがその子に会いたいだけで誘うこともあるというのも、頭の片隅に入れてもらえたら。
自分だけにしかできないこと、自分だけを必要とされること、どちらも素晴らしいと思う。ただそれで自分を追い込んで動けなくなってしまうなら、大勢の中で試してみてもいいんじゃないかなと。みんなの中にいたって、きっと個性が出ちゃうし、活躍しちゃうんだろうから。
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ライター
宮本 緑
社会サンカク事業担当
スタッフダイアリー
2024.09.16