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活動報告

2025.01.21

世代を超えたサッカーでの真剣勝負 in東北 ~MKBカップ~

サンカクシャでは最近フットサル熱が高まっています。

きっかけは昨年の9月に韓国で行われたホームレスW杯に、サンカクシャから2名の日本代表選手が選ばれたこと。

日の丸を背負った選手はもちろん、来年度以降選手として出場を狙う若者や私たちスタッフのモチベーションも上がり、少し遠出をしてまでフットサルの大会に出ることも増えてきました。
そして11月4日(祝)、ホームレスW杯の中山監督が理事を務めるNPO法人まきばフリースクールの年1回のイベント「MKBカップ」にお声かけ頂き参加してきました。

「MKBカップ」は不登校や引きこもりを経験したり貧困や家族の困難があるなどの理由で部活動の枠にはまれなかった子ども若者が、サッカーを通じて努力を重ねる楽しさを学び、成長していける機会を提供したいという思いから毎年開催されているイベント。今回は全国の9団体が参加しました。

そして、なんと開催場所は、、宮城県岩沼市!!

少し遠出という次元では無かったですが、サンカクシャからは若者5人スタッフ3人の計8人で参加。朝の5時に集合した為、1人くらいの寝坊は覚悟していましたが、今回は参加者全員のフットサルへの意欲が高すぎて、全員、集合時間前に来て車で出発しました。

5時間近くかけて現地に到着するとすでに100人近い参加者が。中にはホームレスW杯の日本代表選手やコーチ、スタッフもいて、軽い同窓会みたいになっていました。

ホームレスW杯2024ソウル大会・ドイツとの最終戦後の様子 photo by Moto Yamagishi

他のチームには60歳を超える方もいれば、現役の中学サッカー部だけで構成されているチームもあり多種多様な方たちが世代の垣根を越えて真剣にサッカーで交流していました。

そんな中、サンカクシャも殆どがサッカー経験者のチームで挑みリーグ戦を2位通過。
そして準々決勝の相手は今大会の主催者まきばフリースクールさんでした。ホームレスW杯代表監督と代表選手のここでしか見れないマッチアップもありとても白熱した試合になりましたが、日本代表にも選ばれたサンカクシャの若者がハットトリックを決めて6-3で快勝。

(ホームレスW杯代表監督中山さんと代表選手 試合後に仲良く記念撮影)

準決勝ではリーグ1位のチームと対戦。
開始1分で先制点を取られて苦しい展開でしたが、残り10秒で若者が劇的なシュートを決めて同点に持ち込んだ「イワヌマの奇跡」が起きました。

この後の延長戦でも絶対に勝つと皆意気込んでいましたが、引き分けの場合はグループステージの順位で勝敗を決めるというルールがあることを忘れていて、順位が低かったサンカクシャはここで敗退。「イワヌマの奇跡」は一瞬で無くなりました。
優勝を目指していたので皆悔しがっていましたが、東京に戻らないといけないため、観光もせずに即帰宅。
スケジュールはプロ顔負けでした。
こんな日に限って帰りの高速道路で50キロの渋滞にはまり、最後までサンカクシャらしさもありましたが、途中のパーキングで美味しいラーメンを皆で食べて無事帰宅。

今回の「MKBカップ」では、まきばフリースクールさんのご厚意で東北名物の芋煮が振舞われていたり、会場のグリーンピア岩沼には宮城最速を誇る大型すべり台があり、フットサル以外でも楽しめる仕掛けが沢山あり、とても素晴らしい大会でした。

まきばフリースクールさんありがとうございました!

次はサンカクシャ主催のフットサル大会をしたい!!

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ライター

寺中 湧飛

活動報告

2025.01.21