【若者レポート】NTTe-Sports×サンカクシャ eスポーツを通したゲームでの交流

サンカクシャでは、若者に向けた住まいや居場所の運営に加えて、様々な形で働くことの応援をしています。先日は株式会社NTTe-Sports（以下：NTTe-Sportsさん）が運営するeスポーツ施設「eXeField Akiba」に訪問し、ゲームを通じた社会人との交流を行いました。当日参加していたライター経験がある若者にイベントレポートを書いてもらいましたので、ぜひご覧ください！

2025年2月5日、NTTe-Sportsさんが運営しているeスポーツ施設「eXeField Akiba」を訪問しました。

　eスポーツとは「electronic sports」の略称で、ルールに基づき、ビデオゲームやコンピューター上で行われる競技のことを指します。

　NTTe-Sportsさんはeスポーツの力でまちの賑わいを創出することを理念に掲げ、地域活性化コンサルティング、eスポーツ施設構築や運営サポート、教育サービスなどに力を注いでいます。また、4月に開校する予定のNTTe-Sports高等学院という、eスポーツをきっかけに自分の好きを高めたり、デジタルスキルを身に付けたりすることができる通信制サポート校の運営も行っています。

さらに最先端の配信·ゲーム機材を備え、本格的なeスポーツ大会から、イベント·セミナー配信としての利用などができる施設、「eXeField Akiba」を運営し、eスポーツを活用した企業同士のレクリエーションなども行っています。今回はその一環としてサンカクシャとコラボし、お互いの事業の説明と施設の見学をした後、サンカクシャの利用者と社員との交流も兼ねたゲーム大会を行いました。

　僕は、人気がある格闘ゲームのeスポーツ大会に何回か行ったことがあり、その時にゲームを通して競い合い、楽しみながらプレイするeスポーツの魅力に触れていたため、今回のゲーム大会はどのような感じになるかワクワクしていました。

　ゲーム大会は、赤チームと白チームに分かれ、スマホを利用したゲーム、レースゲーム、ファミコンのゲームを通したタイムアタックを行い、競いました。僕は赤チームに入り、両チームでお互いの自己紹介をしてeスポーツの経験や最近プレイしたゲームなどの話をした後、大会は始まり、白熱した試合を見せました。

　スマホを利用したゲームでは、モニターに映された色と同じ色を部屋で見つけ、写真を撮るゲーム、スマホを振り、振った分だけポイントを稼ぎ、宇宙人を呼ぶゲーム、クイズといった3種類のゲームを行い、それぞれのチームで連携を合わせがらポイントを競いました。写真を撮るゲームでは、同じ色を見つけるためにお互いのチームがそれぞれ協力して「この色だ！」と言って部屋中探していました。

　レースゲームでは初心者から経験者まで幅広く参加し、チームごとによる様々なテクニックやプレイを試合中に披露し、盛り上がりました。レースゲームに慣れていない大人の方もいたのですが、経験者であるサンカクシャの利用者の若者が丁寧に操作を教えてチームの連携を強めながら、試合に臨んでいました。僕はこのゲームに参加している時、レースの最後のギリギリのところで相手に抜かれ、負けたので悔しい思いをしました。

　最後にやったファミコンのゲームを通したタイムアタックでは、誰が一番早く一位になるか競い、全員が楽しく参加しました。ギリギリな緊張感の中でお互いのチームがそれぞれ応援し合い、どのプレイヤーも一位を目指して競いました。結果的には、赤チームが一番ポイントが高くなり優勝しました。優勝した赤チームには、景品として「eXeField Akiba」の文字が入った黒いマスクをもらい、サンカクシャのメンバーとNTT e-Sports社員の皆様と優勝した喜びを分かち合い、とても嬉しい気持ちになりました。

ゲームを通してコミュニケーションして交流を深められ、充実した時間でした。人と人が繋がるきっかけ作りには、eスポーツを通した交流が最適だと感じました。

ライター：馬場貴也