活動報告
2025.04.15
【活動報告】若者の“働く”の入口を考える。「サンカククエスト体験シェア会」を開催しました
サンカクシャでは「若者の活躍」をテーマとした、若者の仕事のサポートに特化する新オフィスを開設する予定です。若者がまちの一員として受け入れられているという実感を得ると同時に、連携企業をはじめ、「まち全体が若者を見守り育てる社会」を目指しています。
これまでサンカククエスト(仕事体験)で若者と関わって下さった方々から「サンカククエストを受け入れている大人たち同士で色々話せる場があったらいいよね」というお声をいただいたこともあり、3月6日(木)に「サンカククエスト体験シェア会」を開催しました。
体験シェア会では、それぞれのサンカククエスト事例紹介に留まらず、若者の仕事体験や関わりにおいて感じたこと・疑問・考えをシェアして、サンカククエストを実施いただいている方々の横の繋がりを増やし、サンカクシャの新たな取り組みへのアイディアの場となることを目的としています。
会場には、これまでサンカククエストに関わっていただいた12人の方にご参加いただきました。
事例紹介では、5人の方にお話しをしていただきました。
・ホーリーさん(マチノオト):
茶話会・シカクブなどで若者と接点を持つなかでの所感や地域社会からの需要、今後の可能性について
・かずえさん&たーちゃん(林檎と紅茶と):
サンカククエストを繰り返し受け入れてくださったなかで、若者の多様さや初対面で仕事を任せる配慮の難しさなどリアルな感想を共有
・松井さん(株式会社ラコステジャパン):
サンカククエストでは珍しい3~5日間の連日プログラムを受け入れてくださった。若者の印象・変化、受け入れ側の体制について。
・あやさん(滝野川フレイムス):
サンカククエストや第2の居場所として密接な関わりを持ってくださっている。空間と若者、大人が生み出す相互作用について。
・さとよさん(公認会計士):
記帳代行のお仕事を若者に提供。仕事を介することで自然に生まれるコミュニケーションがあるという視点からお話。確定申告祭りなど今後の活動への広がりも。

続くグループワークは2つに分かれて、参加された方の自己紹介に始まり、クエストでつながった若者についての率直な感想や今後どのような関わりがあると良いかなどを話しました。
若者からの緊張が伝わり受け入れ側も緊張してしまったということや、サンカククエストの前にキチなどで一緒にすごす時間があり、そこで見ていた印象とクエストでの印象が違うことがあった、若者が仕事だと違うモードに入っているようだ、というエピソードが共有されました。企業として参加された方からは若者の雇用を考えていきたいという話が出るなど、今後の展望についても話がふくらむ時間となりました。


記念の集合写真を撮影してからは、スタッフはまーによる夕食タイム。
今回の会場は、クエストや居場所として度々お世話になっている滝野川フレイムス。古民家の和室が2間続きとなっていて、ここに座卓を並べ、皆でキーマカレーを食べました。

参加者同士は初めましての方がいるなか、まるでご近所さんの寄り合いのような、終始和やかな雰囲気で体験シェア会は終了しました。
今後もサンカクシャに関わる方々からのお声も受け止めながら、若者の社会サンカクの取り組みを広げていきたいと考えています。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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クエストフェス開催レポート④ サンカクコーヒー@滝野川フレイムス
https://www.sankakusha.or.jp/magazine/20240601/
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