活動報告
2021.02.18
オンラインの関わりで感じる「なんだか物足りない…」を、乗り越えるカギは
サンカクシャでは、若者とスタッフが一緒に “ただただガチでゲームをする” といった関わりをよくしています。
誰かと仲良くなる時、共通の趣味があると仲良くなる速度が一気に加速することって、皆さんもこれまで経験したことがあるのではないでしょうか。
サンカクシャの活動で「ゲーム」というキーワードがよく出てくるのは、これと同じ理由で。
進路や将来に不安があったり生活に困ったり、自立のフェーズでそれぞれの事情を抱えながらサンカクシャに繋がることが多い若者たちですが、最初からいきなり自分の将来について向き合う心の準備ができている若者は多くありません。
そんな時まず、「この人とだったら社会人に会ってみよう」「あのイベントに行ってみよう」と思ってもらえるような関係をスタッフを若者が築けるよう、関係づくりをしているときによく出てくるのが、ゲーム。もちろん、それが漫画だったり、アニメだったり、アイドルだったり、料理だったり、きっかけは十人十色ですが。
そんな、サンカクシャの活動を語る上で欠かせない「ゲーム」ですが、2度目の緊急事態宣言でオンラインの活動の比重が増えている最近も、変わらずオンラインでよく若者と一緒にゲームをしています。
今回の記事では、オンラインでゲームをすることで起きた変化や最近の近況などを皆さまに、お伝えしてまいります💁♂️
最近オンラインゲームで繋がって遊んでいるとき若者たちも私たちも同じようにふと感じるのが、「なんだか物足りない…」という気持ち。
飽きたという感覚に近いかもしれません。
楽しいといえば楽しいけれど、やっぱり取れる選択肢が少ないというのは、なんだか頭打ちな気がしています…🌀
オンラインで繋がれたからこそ、若者にとってさらに「もう一歩!」と感じられる機会はないものか…と考えていた時に、認定NPO法人育て上げネットさん主催のスマッシュブラザーズ大会のお誘いがありました🎉🙌
全国の若者支援団体がオンラインで参加するこの大会に、スマブラが好きな若者と一緒に私がペアを組んで出場しました!
当日は開所しているサンカクハウスに若者を呼んで参加。
結果はなんと、………………………………………優勝でした!!!!😳🏆🎊
当日は配信トラブルなど汗をかく場面もありましたが、非常に楽しい思い出になりました。
育て上げネットの皆さまに、お誘いいただけたことに大変感謝しております!
この会を通じて、今まで感じていた選択肢の少なさを打開するきっかけをいただいたというか、やっぱり「人と人が集まって何かをやろうとする」ということに楽しさや熱が詰まっているんだなと思いました。
近くにいる人たちの楽しさや熱は、確実に若者に伝播していくと感じましたし、そこからさらに「もっとこうしてみたくない?」と若者に投げかけてみることをきっかけに、どんどん次のものを!と流れが生まれていくと感じています。
若者たちが遊んでいるゲームの種類はどんどん増え、追いきれないくらいなのですが、どれかのゲームを小グループでも楽しそうに遊んでいると、「それ何やってるの?」という感じで若者同士で布教し合ったりもしています。
それが徐々に盛り上がって、大会をしてみたり、うまい若者が講座をしてみたりと同じゲームというツールでもやれそうなことはどんどん増えていきます。
そこに大人の人なども巻き込んで遊んでいると、一緒に遊んでいるこの人は普段いったい何の仕事をしているのか…など、パーソナルなことに興味関心を持ち、繋がりが深まっていくこともあります。
こういった人と人の繋がりを増やしていけるよう、活動も、ゲームの研鑽も今後も頑張っていきます!笑
若者たちの「いま」と「これから」を、サンカクシャと共に応援してくれる方を大募集!
以下の方法より、活動にあなたもサンカクしませんか?
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ライター
坂本 竜作
個別支援担当
活動報告
2021.02.18