活動報告
2021.06.17
社会サンカクの第一歩。英会話をきっかけに、若者が初めましての大人に会ってみる。
サンカクシャでは嬉しいことにひとりひとり若者の社会サンカクをサポートを、たくさんの皆さまからの支えで実施しています。
寄付でいただいた物品やお金以外に、「機会」をいただくことも。
サンカクシャが関わる若者たちの中には、緊急度の高い生きることに関わる課題はまだないものの、家庭とサンカクシャしか繋がりがないため、経験を積むきっかけが少ないような若者たちがいます。
彼らとは、まず若者の居場所「タマリバ」で一緒の時間を過ごして関係性を築き、徐々に彼らの興味の種や人と関わる経験が積み上がるような、さまざまな体験を届けています。
そのような関わりの中で「どこか行こう!何したい?と彼らのやりたいことやアイデアを聞くと、「カラオケ」「ショッピング」など、これまで経験したことのあるものが多い。
もちろん、挙げてくれたものが悪いということではありません。
ただ私たちは若者にいろんな経験してもらい、多様な大人たちと関わることで自分の指針になるような何かを見つけていってほしい。だからこそ、未経験の「機会」を選択肢として提示し、若者の中の選択肢を増やしてていきたいと思っています。。
サンカクシャのサポーターの方や連携してくださる企業の皆さまの中には、こうした体験の機会づくりに協力し、時間を割いてこうした「機会」を一緒に作ってくださる方がいて、それが本当にありがたいんです。
先月のことですが、「英会話」で若者と企業の方が交流する機会をいただきました。
新しい体験ということもあり、最初は参加に抵抗感がある若者もいたのですが、
「スタッフが誘ってくれたから挑戦してみよう」
「英語は苦手だけど、楽しければ…」
「英語を使いつつ、大人の人ともっと話してみ遊びたい!」
など、若者達なりに交流を前向きに考えてくれ、いざ当日。
当日は、「英語」を日々学びつつ、どう活かそうか考えている最中の若者にとっては、「英語」を使って人と交流できることに喜びを感じている様子が見られました。
他方で「英語」というハードルの高さから雰囲気に飲まれてしまう若者も。
新たな体験なので、誰もが簡単に馴染めるわけでもないという現実があります。
それでも、参加後にスタッフが若者と一緒に振り返りをしていると、「もっとゲーム形式だったら楽しそう」「これなら次も参加できるかも!」と、リトライする気持ちが。
今回は「英会話」という形での交流でしたが、英語や学習っぽさにハードルの高さを感じる若者にも「楽しい場に参加したら新しい人との出会いがあった、新しい発見があった」そう思ってもらえるよう、これからも皆さんと一緒に様々な活動を生み出していきたいなと思っています。
若者たちの「いま」と「これから」を、サンカクシャと共に応援してくれる方を大募集!
以下の方法より、活動にあなたもサンカクしませんか?
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ライター
坂本 竜作
個別支援担当
活動報告
2021.06.17