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活動報告特集・企画

2021.12.10

【参加者募集】若者の”働き続ける”を支える相談プログラム。参加したら「大人の友達」ができた若者も?

「仕事したいけど、どうやって探したらいいかわからない」
「なかなかアルバイトが決まらない」
「仕事が合わず、すぐに辞めてしまう」
など、働き始めると働き続けるという部分で壁にぶつかっている若者に向けて、サンカクシャはこの夏新たなサポートプログラム「イッショニバイト」を開始しました。

若者が、4ヶ月間継続的に、仕事を探すことや仕事についての困りごとを安心できる社会人ボランティアに相談。社会人に伴走サポートしてもらいながら、働き始めると働き続けるに挑戦するプログラムです。

この「イッショニバイト」プログラムは、第1期が今年の8月にスタート。10名の若者が参加し、先日無事第1期が終了しました。

そしてこの度「イッショニバイト」の第2期をスタート。参加する若者を募集することとなりました!
そこで今回のマガジンでは、「イッショニバイト」の設計から運営までを担当したわたくし石塚が、1期はどんなプログラムになったのかを振り返りつつ、2期への参加の募集要項をお知らせします。
(2期の募集要項は、本マガジンの最後をご覧ください!)

まずは友達のような関係を目指して。第1期、ドキドキの4ヶ月。

第1期では、10名の若者が参加。
若者を4ヶ月間サポートする伴走者として、社会人も20名ほどボランティア参加し、若者1人に社会人2〜3名で1チームという体制で、進めました。

まず、若者が自分のチームの社会人と顔を合わせる前に、若者にサンカクシャスタッフが話を聞きながら、この4ヶ月でどこまで目指したいか、簡単な目標を設定。
伴走ボランティアの社会人の皆さんには簡単な研修を行い、若者と関わる上での心構えや大事にしたいスタンス、注意点などを共有しました。

そしていよいよ、若者と社会人の顔合わせキックオフ。まずはお互いを知ることから始め、趣味などのプライベートの話も交えた自己紹介を行いました。
まず何より大事なのは、4ヶ月間の伴走期間で若者と社会人がどこまで仲良くなれて、若者にとってどんな良い影響があるのかということです。
社会人の皆さんには、支援をしよう、という意識を捨て、教える・教えてもらう、支援する・支援される、ではない、友達のような立場のフラットな関係性になることを大切に、関わりを始めてもらいました。

その後は、毎週1時間オンラインで集まりました。
各チーム、バイトの話や雑談をしながら、初回から回を重ねるうちに、若者も社会人もお互いにいろんな話ができるように。
始めの数回は、スタッフが各チームに入り会話をアシストしていましたが、次第に各チーム若者と社会人だけで話が進んでいきました。

バイトについては、若者ごとに進むペースはもちろんバラバラでした。
すぐにバイトを見つけて開始できる若者もいれば、みんなでバイト候補探すもなかなかピンとこず応募出来なかったり、応募は複数するものの、選考で通らなかったりする若者も。
うまくいっている時は、伴走する社会人も一緒になって喜んだり、「こんなところが良かったんじゃないか」「こういうところはすごいと思う!」とフィードバックをしたり。
上手くいかない時は、みんなで原因や解消方法を一緒に考えるなどして、穏やかな雰囲気で進んでいきました。

なんといっても、第1期。プログラムとして初めてのことだらけ。この4ヶ月間は、良い部分も改善点もたくさんありました。

第1期は、コロナの影響もあり、全体を通してメインはオンライン開催。オンラインでどこまで話せるようになるのか、開始当初は不安な部分でした。
ですが、良い点もありました。
それは、双方気軽に参加できること。特に自分の進路にポジティブな気持ちになれなかったり、抱える課題が大きい若者は、話をするだけとは言っても、毎週続けるのは負担に感じる若者もいます。ただ、今回は参加するために会場に足を運ぶという移動がない分、毎週実施の負担感が少し減ったようでした。

一方で、やはりオンラインだけだと微妙な感情の共有が難しく、お互いにもう一歩近づくことが難しそうな印象をうけました。
その中で、直接会ってみることを希望するチームも出てきました。オンラインだけではなく、直接話すとやはり距離は自然と近くなるようで、オンライン時よりも笑顔や笑い声が多かった印象を持っています。
そして、一度直接会ったことがあるチームは、オンラインで開催した時もよりフランクさがまして、コミュニケーションがスムーズになっていった、という変化も感じました。

参加した若者からは…

そして、無事1期を終了した若者からは、

「相談できる相手がいることがとても大きかった」
「話したことで自分の想定外のやりたいことが見つかったことが大きかった」
「自分を見つめ直すきっかけになった」
「バイトだけでなく、将来にも繋がりそう」
「大人の友達ができた感じ」

なんて感想を聞くこともできました。

2期に参加する若者を募集

このような4ヶ月を過ごした「イッショニバイト」ですが、この12月より2期へ参加する若者を募集しております!
開催形態は、本マガジンで触れた1期の様子から大きな変更はなく、1期での学びを生かしつつ進めてまいります。

■プログラム概要
日時:毎週木曜日19時から20時(チームごとに変更可)
期間:開始より4ヶ月(研修期間等含む/双方の希望に応じて継続有り)
参加費用:無料
実施方法:基本オンライン(zoom等/チームの意向でオフライン開催歓迎)

■募集要項
募集定員:15名(随時受け入れしています)
対象年齢:18~25才くらいまで(このほかの年齢の方もご相談ください)

■こんな人におすすめ
・バイトをはじめたいが、何をしたらよいかわからない
・バイトを辞めてしまって、困っている
・バイトがなかなか続かない
・働きたいけど、どうしたら良いかわからない

■このプログラムでは難しいこと
・正社員での仕事探しなどは、本プログラムの対象外です
・アルバイトの斡旋はできません

■その他
・パソコンの貸し出しなどは可能です
・受け入れの可否は本人との面談を経て、決定します
※一度お会いした若者で、本プログラムが合わない場合は、サンカクシャの他のプログラムや他機関に繋ぐなど責任をもって対応します。

■お申し込み・問い合わせ

下記についてご入力の上、ラインもしくは、メールよりお問い合わせください。

・件名:「イッショニバイト」参加希望
・お問い合わせの方と、参加者の氏名
・お問い合わせの方の電話番号

LINE:https://lin.ee/FtTpB4Z
メール:staff@sankakusha.or.jp

お問い合わせいただきましたら、後日事務局から面談の連絡をいたします。

お問い合わせ
担当:社会サンカク事業 石塚


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ライター

石塚大輔

社会サンカク担当

活動報告特集・企画

2021.12.10